5
日頃からどれほどに筋違いな恨みを買っている槇の中将様でおられるものか。
此処は“人世界”であろうに、尋常とは思えぬ面構えのいかつい連中が
くすんだ袈裟もどきというお揃いの衣紋を着ての、
手に手に角材やら木刀やらを引っ掴んでのご入来。
唐風だろうかエキゾチックな佇まいのリビング風な空間へ、
そんな瀟洒な雰囲気なぞお構いなし、
反社系の破落戸集団だったらしい、二十数人ほどの襲撃者らだったが、
「そらよっと。」
動きやすいにもほどがある、トレーニングウェア姿だったことも幸いし、
しっかとした体幹は揺るぎもせぬまま、
重さもあろう鋭い足蹴りやら、重さののった拳の連打やらを切れ目なく次々と繰り出して、
一度の撃破で3,4人は薙ぎ倒している中也が先鋒を担い、
「哈っ。」
やや居合い術系か、風鳴りのうなりが乗った特殊警棒の一閃に、
脾腹や二の腕、脛を容赦なく打たれ、
かはっと声もなくの息を吐いて倒れ伏す数人の輩を
冷ややかな目で見降ろす芥川が次鋒。
そんな恐ろしい攻撃を、
それを幸運と呼んでいいものか、
もがき泳ぐようにあたふたと避け、何とか掻い潜った先では、
「諦めが悪い子たちだなぁ。」
火箸を突き付けられたかのような激痛、
これもまた風を切って襲い来る剛太な鞭打ちで、
視野に火花が飛ぶほどの殴打、
顔や頭を容赦なく滅多打ちにされるとあって。
彼らにしてみりゃあ “殺しはしないよ〜”というスタンスらしいものの、
それは効率よくも練り上げられた “仕置き”が降ってくる
おっかない空間へ飛び込んでしまった不幸でしかなく。
「ぐがぁっっ。」
「な、なんなんだ、こ奴らはっ!」
「あの祓師が雇った護衛か?」
相手も特に咒力だの術とかを発揮できる身ではないようで。
真っ向からの物理対決だけであっさりと方が付いた模様である。
「いやはや、強い強い。」
とんだ乱入者があって話が途切れてしまったものの、
ほんの数分で侵入者全員が伸されてしまったのを見届けると、
布の面で顔を覆った、おそらくは式神だろう存在を鎮冥(しずめ)が呼んで、
昏倒した連中を迅速に撤去するよう申し付けてから…、
「君らには咒力を感じないから、
もしかして直接的な影響は及んでないのかもしれないが。」
改めての対話を立ち上げる鎮冥殿。
結構な大殺陣回りだったのに、
即興の芝居でも見ていたかのようなあっさりした流しようなのが、
それはそれでおっかない。
恐らくはこういう騒ぎも珍しいことではないのだろうと忍ばれて。
そして、彼らにしてみれば、
普通一般の人間がこんな具合に暴れ込んでも大した脅威ではない模様。
というのも、
「ここもまた一応は物理の次界ながら、
すぐ間近に接しているのが、咒力や術式という意識の力が形になるよな
何とも微妙な地盤のある所でね。」
不審者たちを外へ担ぎ出した面々の働きをよそに、
新しいお茶をと、よいしょよいしょとグループ一丸となって淹れてくれた小さな式神さんたち。
卓の上へ椀を並べた盆をおいてくれたところで、
狩衣姿の太宰もどき、鎮冥氏がぱちんと指を鳴らすと、
ぽんぽんぽぽんという愛らしい音とともに姿を消してゆく。
こういう仕儀もまた“術式”のなせる技であり、
そうそう誰も彼もがこなせるものではないということだろう。
「そんなところであるせいか、
そういう性質がやや似通った隣り合わせなところからの
人知れずな侵略に遭っていて。」
咒力には触れられぬ住人しかおらぬ次界だと舐めていたのだろう、
実際、霊的な相手なものだから本来は一方的な干渉に翻弄されるばかりなところ、
彼らのような、そういったものへの対処を極めさせてた一派が何とか抵抗し、
決死の対峙の末に食い止められたのが直近の騒動であったそうで。
“それって、俺らが演じてたストーリーだってことだよな。”
結構壮絶な戦いを繰り広げ、異次元との接続地域であろう異空の荒野では、
共に挑んだ練達の皆様も次々になぎ倒され、
最終的にこの4人が演じた顔ぶれしか生き残らなかったほど。
それが芝居ではなくの真剣本気な事態だったなんて、
叩き伏せられるという確固たる自負もて挑んだとはいえ、
さぞかしきつかったに違いない。
絵空事ではないという理解を持つ身だというのが伝わっているようで、
鎮冥はやや傷心気味に目許を曇らせつつも話を続け、
「そんな恰好で他次界へ牙をむいた連中、
よほどのこと、領域を広げたかったらしくってね。
そもそも同じ性質を帯びた世界もあると、
戦力に相当な打撃でも受けたものか、そちらへの侵攻に矛先を変えたらしい。」
それはこちらからすれば知りえぬ他所ごと。
あのドラマの後の、それも“向こう側”のお話で。
「よほど手痛い敗北を食ったのか、
そちらへは向かう予定もなかったらしいものが。」
連中にすればどうしても力が欲しかったのか、その源となる領地領域が必要か、
咒力という共通の生気を満たしたところじゃああるものの、
こっちと違ってがっつり抵抗されかねぬ
上位互換の地へと襲い掛かったらしいのだが…と伏し目がちに告げ、
「先程 意識のない状態で現れたのは、翠龍といって、
そちらの和子と同位にあたる、暁という少年の兄上だ。」
視線を向けられた敦は判っているのか素直に頷いている。
淡色の髪をさらりと揺らす少年へ、
それへとよくできましたと言いたげに微笑んだ鎮冥殿、
「勿論、こことも違う界の存在でね。
ただ、咒力という共通の素養への理解はある界同士なせいで、
能力がある存在ならば感じたり通じることもできるというところかな。」
君たちや私たちはガッチガチに殻で覆われた身に魂を宿らせていて、
本来なら意思の力を形にしたり発露させることはできないのだが、
「君たちもまた例外なのか、
不思議と波長が読み取れる方々のようでもあるみたいだね?」
答えは要らぬという訊きようをする彼で。
もしかして、自分たちがどこから来たのかも察しているのやも。
本来はこんな風に交じり合うはずがない、
もっとガッチガチに物理優先な次界の存在だということも、
なのに何故だか、紛れ込むことができている奇遇までも…。
“それはきっと…。”
前世が“異能”という不可思議な力が関わるところにいたせいかもなと、
妙な恰好で4人が納得しておれば、
「先程、中空に現れた彼は、本来ならそっちの次界の住人で。
荒事とは本来縁がないような、それは優しく誠実な翠龍神でね。」
やはり独り言のようにとつとつと語り続けて、
敦もまたそれを肯定するように、こくこくと自然な所作でうなずいている。
その気配を嗅いで此処へと飛び込んだくらいに覚えのある存在。
おなじ次界の前世すら、何ひとつ思い出せていなかったはずが、
離れてはならぬと体が突き動かされていたほどに、
間近に駆け寄って逢いたかった人。
暖かな笑顔、優しい手のひら、
何でも知っていて、落ち着いた匂いがして、
不安も何も全部全部追い払ってくれた頼もしい兄様。
だがだが、あまりに寄り付く危難が多すぎて、
敦や暁が忌まわしい気配に追われ、怪我を負うよな事態にもなって。
それでしばらくほど…自分の身を守れるだけの殻を育むため
気配を削って他所の次界に身を隠し、修練することとなったのに。
執拗に貼りついていた一派があったか、
そういった段取りを監視され、
神獣界へ戻すはずだった側の敦が弾かれたのだという。
◇◇
敦であり暁でもある少年は、
この次界でも何世紀かぶりに出現した“鬼”の眷属だったという。
思念が物理として出力できるよな次界において、
嵐や氷雪などをつかさどる眷属もいる中、
それらをいくつも備えている、龍や朱雀の級と同等の神格的な存在。
しかも、破壊にやや偏ってもおり、
あまりに力が強すぎるその身を恐れられ、
まだ幼いうちに…と物騒な方向で疎まれていたのへ、
唯一庇ってくれていたのが翠龍神様であり。
彼もまた他に同種族がいない、神格級の強靭な性質を誇る龍族だったがため、
面と向かって歯向かう輩もおらずで、
小さな敦と二人、それは睦まじく暮らしていたらしい。
敦の側からもすっかりと懐いていた相手でもあるそうで、
槇の中将いわく、
彼をこの地でしばらく匿ってほしいとわざわざ言ってきたのもその人だという。
「槇の中将自身も微妙に他次界の存在らしいのでね。」
形而上学、哲学や精神論の次元というのとも微妙に異なる、
実体は殻扱いで、格が上位ならば自在に出入りも干渉も出来るような高次の次界。
本人から聞いたわけではないようで、口許へ人さし指を立てるしぐさをしつつのお言いよう。
頭が切れて情報通なところは太宰と同等なお人らしい。
“油断がならないところも同じだなぁ。” 笑
そんなこんなで、融通が利く身だし、
自身が他所の次界にしかないものを入手したい場合もあって、
相手を慎重に選んでではあるが、
秘密裏に異界へも交流をつないでいる中将殿なようで。
「異界にあたる“こちら”へ、
声や意識のみではなく、こんな風に姿を現すこと自体、本来は不可能で前例もない。」
こちらのような「物質」が優位な領域、物質界ではなく、
意志や精神、霊体で形成されている次界。
ある意味 “象徴”や“神格”の界ともいえて、
上位互換というのとも微妙に異なる、まさに“異界”なればこそ
「だから、はみ出すなぞ そうそうあってはならぬことなんだ。」
かつて暁を送り出してきた折も、複雑な術式で固めての移送だったし、
そちらの彼…敦くんも暁くんそのものだというのに咒術を持ってはないのも、
元の世界へ取り替え児として戻すところを、
何らかの支障があって
その身を守るべく殻が強化されての君らのいる界へ着いてしまったせいなのだろうね。
「……。」
「そうなんですか。」
ところどころで何とも呑み込み難い、理屈というか流れが出てくるが、
そここそが別世界同士である由縁の差異というものなんだろう。
言っちゃあ何だが、
今いるこの場も自分たちからすれば原作者がおいでの“創作世界”にあたるのだ。
本の中へ招かれたようなものであり、
だが、途轍もない人々に認知されている世界なため、
もはや勝手に書き換えだの否定だのは効かない代物でもあるので、なるほど他次元界には違いない。
本来、交差するはずがない世界同士だが、
かつて起きた矛盾や歪みが一気に均されんと働いてのこの邂逅ということなのかも。
「今回、ここにああまでの怪我を負った彼が現れたのは、
あちらの界が危難に遭ってたせいだろう。」
危難と聞いて…もしかして原作に出て来ていたあの冥府の輩か?と
だとしたら、どれほど手ごわいかも間接的にだが知っているがため、
こちらの顔ぶれもついついぎょっとしたものの、
『追っ手なぞ恐れてはおらぬし、
そのようなものも此奴が死力を尽くして薙ぎ払っておる。』
槇の中将の声がして、卓の上、銀の水盤にたたえられた水がゆらゆら揺れる。
離れた部屋からそこを通じて語りかけて来ているらしく、
『自分らの力量も理解せず、意味のない驕りから空回りしている老害の勘違いに、
丁重に付き合ってやったまでの事だろうさ。』
原作の流れと同じだというのなら、
これほどまで不思議な術を使いこなし、格闘や術式も優れている彼らだというに、
体力も気力もぎりぎりまで擦り減らすよな厳しい戦いを繰り広げ、
仲間たちを幾人も討ち減らしつつ、さんざんに手古摺らせた軍勢。
それをあの人物が一人で請け負うたのかと、信じがたいことで呑み込めないものの、
「兄様はそれはお強いから。」
そこは譲れないのか、敦がふふんと笑って言うのが何とも…可愛らしくって。
『そこの坊、咒力の出力はかなわなんだが、手引きしてやったら力になってくれた。
それを使って随分と回復させられたぞ。』
敦や暁の兄様、一見するとそれはたおやかな
菩薩のような慈愛あふるる優しげな風貌をしているが、
その名に人間界ではどの言語でも表せぬ「■」という語を持つ荒ぶる神でもあって。
「しいて言うなら五行でいう火や水、風といった基本元素を担うような級の龍だな。それももっとも上位格の。」
彼らが居たのは言ってみりゃあ天聖界、そこの最上位って格の神獣様だ。
力が強い獣神ほど“象徴”みたいな存在で、ほぼほぼ単独で存在するため、
小者らは数を頼りに、
決まり事を作ってそれなりに結束し、何とか過ごしている。
何とはなくの強弱関係、特に位があるよな、しかもそれを守るよな、
仲のいい、統率のある世界ではないがため、
何千年かぶりに生まれた鬼種の 暁が、あまりに桁外れな神力を持っていたことで
最初は疎まれたが、次第に自陣へ引き入れようとするものらの間で奪い合いが起きた。
まだ幼い身の周辺が落ち着かぬのはよくないし、そのままにも出来ぬと、
兄君の独断で鋼殻に覆われた人らの世界へと“取り換え児”として送り出した。
それへも何らかの妨害をなした奴がいたらしく、
「取り替え児の片割れという身だった敦くんは神獣界へ戻れず、
今居るところへ弾き飛ばされちゃったみたいでね。」
しかも、その件で貸しがあるとされ、
次界の壁を刺激したから不穏な連中が押し寄せたとかどうとかいう難癖をつけられての、
今回の例の咒獣らの暴走騒ぎがそちらの界へも押し寄せたのを
一人で追い返すよう押し付けられた翠龍神らしくてね。
「え…。」
私たちが仲間を打ち減らしボロボロになって、境界の封をしたのが精いっぱいだったもの、
先祖伝来の剣技と術式を使ってとはいえ、
結構な大軍勢を孤軍奮闘で追い返したというから、本当におっかないお人だと、
その割に鎮冥は楽しげにくつくつ笑って、
『さすがに精魂尽きてそのまま倒れ伏したのを、』
ようやった、だが、貴様の存在を嗅いで残党が戻ってきても剣呑だからと、
獣神の界へ戻れないように数人がかりで咒をかけ、人世界へ放り出したという仕儀らしい。
だが、槇の中将から鎭冥が借り受けた仙骸鏡という道具で覗いたところ、
彼ほどの武将はもういないというに、咒獣の一団が重来したらしく、
散々な様相になっているのだとか。
「絵にかいたような因果応報だね。」
自分たちで二度と元居た次界へ戻ってこられないようにって
彼へ封印の咒をかけたんだもの、
元居た次界へなんて当然戻れっこないっての。
“いやまあ、呪力が高けりゃ出来んこともないかもだけれど…。” 笑
呼び戻すこともできないだろから、自分たちで何とかするしかない。
今頃は全員総出撃状態でてんやわんやしていることだろて。
『人世界以上の阿呆ぞろいのようだの。』
とは、呆れ果てたる中将殿の感慨だったりし。
まあそういうわけで、敦らの兄様も元居たところへ戻れないには違いなく、
途轍もない咒力の持ち主なので、
中将が治める此処、禁足地内の離れで滞在することとなるらしい。
「お…。」
「おや。」
もう一つ外から招かれた格好の、
俳優たち一行を、淡い靄が取り巻き始める。
勝手な仕儀にてもつれ合ってた咒が 多少はほぐされたものか、
一番の異物にあたろう彼らが元居たところへ帰されるらしい。
歪みが反動を得て元通りへと均されるのは道理だが、
「あ、えと…。」
ちょっぴり慌てたような顔をするのが敦で、
何が不安なのかはお見通し。
焦がれていたこと自体さえ思い出したばかりな愛しい身内。
やっとの再会がかなったのに、
もうお別れというのはさすがに辛いことやもしれぬ。
周囲も大人たちもすぐさま察しが向いたが、
「お…。」
すぐの間近にほのかに光る影が滲み出し、
もうずいぶんと回復なさったか、
導師服姿の長身の青年がすっくと立ってその姿を現して。
片腕をこちらへと伸ばすのへ、敦が吸い込まれるよに身を寄せれば、
頼もしい懐へと掻い込んでくれる。
彼にしても別離は寂しいに違いなく、
打ち沈んだ表情で掻い込んだ弟くんを見下ろしており。
逢ったばかりでもうお別れは確かに酷だろうと、居合わせた皆で沈んでおれば、
『これまでも声が届いていたのだろう?』
中将殿のお声が続ける。
『ぬしらはここ以上の物理界に居つつもこちらからの干渉は届くようだから、
此度のような大きいものはそうそうやれぬが、
それを通せば話くらいはできようさ。』
中将殿の声に反響するような反応があって、敦がはっとし自身の手を見下ろす。
先程までの治療に使っていたバングルがそのままになっており、
髪を背を撫でてくれる兄様を見上げれば、
紫に透いた双眸が頷いてくださるのが後押しでもあるようで。
繊細だが頼もしくも大きな手がこちらの淡色の髪を撫でてくれて、
それを土産にするものか、
見上げたお顔がするすると霞んでゆくのが最後の記憶。
寂しそうに目を見張ったが、それでもほほ笑みを保ってくださったのが切なくて。
こちらもお揃いの宝石のような双眸に涙の膜をたたえつつ、
まじろぎもしないまま“お別れ”を頑張った少年だった。
to be continued.(26.05.12.〜)
〜 Fine 〜 26.06.06.
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*理屈まるけなお話になっちゃってすみません。
敦くんの記憶が封じられていたのはなぜか、
それをいじくり回してたらこうなりました。
かなり無理があったかもですが、
前世が異能ありきの、ある意味で異世界だったのいうのを
くっつけようと思ったら…。(ややこしや…)
本文へは結局書いてませんが、
敦くんの兄様、不思議なシンメトリヘアだったシグマさんでございます。
実は、シグマさんの生死が不明なのがずっと気になってまして。
(澁澤さん? そんなお人もいましたねぇ。)
白い本のページがドストエフスキーに破られちゃったから消えたんだろうか。
でも、破片?が見つかったくらいだし、
何よりあの騒動が人の記憶から消えてない以上、
何かしらの形で残ってたりしないのかなぁと。
そもそも、3年前に何者かが「白い本」へ描いた存在だそうですし、
天人五衰へはスカウトされて加わったってことですしね。
書いたのがドストエフスキーだという明言もないですから、
生きている可能性のほうが高いと思うのですが…。
(そも、ホーソーンに命じて殺させようとしたくらいだから、
彼の意図から生まれた存在ではないようだし。)

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